ルミガン(ビマトプロスト)

ルミガンの使い方。塗る手順・回数とまつ毛ブラシの代用品について

まつ毛を伸ばすルミガンの使い方

ルミガンをまつ毛に塗る手順について

ルミガンは、塗布することでまつ毛のボリュームアップを目指すことができる医薬品です。取り扱いに気をつけて正しく使用しましょう。

ルミガンをまつ毛に塗る際には、アプリケーターを用いると無駄なくまつ毛に塗ることができて便利です。アプリケーターは、周辺の皮膚にルミガンを付着させることなく、まつ毛の根元にしっかりと塗布することができます。

ルミガンを塗布する前にメイク落としや洗顔を済まして清潔な状態にしてください。コンタクトレンズを着けている方は、外してから塗布してください。

次に、ルミガンをアプリケーターに適量塗布して、そっと上まつ毛の生え際に塗っていきます。目頭から目尻にかけて塗っていくのがポイントです。

まつ毛の生え際以外の部位に、薬液がはみ出してしまった場合は、コットンなどで素早く拭き取ってください。強くこすらずにそっと抑えるようにすると刺激が少なくて済みます。下まつ毛にはルミガンを塗らないでください。

使い終わったアプリケーターは、その都度捨てて、再使用しないように気をつけてください。この手順で片側のまつ毛にルミガンで塗り終わったら、新しいアプリケーターを取り出してもう片方のまつ毛にも塗布してください。

ルミガンを塗る回数は1日1回まで

ルミガンの使用は1日1回までです。片目ごとに塗る量は1滴にしてください。使用頻度を多くしたり、1回の使用料を多くしても効果が強くなることはありませんし、かえって副作用のリスクを高めてしまう可能性がありますので適量の使用を心がけましょう。

適量を守ってルミガンを使用しなければいけない理由は、副作用の発現を防ぐためです。ルミガンがまつ毛以外の部位に付着してしまうと色素沈着という副作用を起こすことがあります。

適量を守ったつもりでも、塗布する際にまぶたや目の周辺に薬液が付いてしまったら素早くティッシュなどで拭き取ってください。

ルミガンを塗布するアプリケーターに過量の薬液を滴下すると、知らずに余計な部位に付いてしまうリスクが高くなってしまいます。くれぐれも塗りすぎないように気をつけましょう。

その日に使用したか記憶があいまいな場合は、塗りすぎを回避するためにも次の日に使用してください。

ルミガンの塗布に適したアプリケーターの代用品

通常、ルミガンはアプリケーターを使って、まつ毛の根本に慎重に塗布します。使用するアプリケーターは清潔である必要があり、その都度処分して新しいアプリケーターを用意しなければいけません。

毎回アプリケーターを処分していてはコストが高くなってしまいます。そこで、アプリケーターの代わりにルミガンを塗布する際に使用できるものを紹介します。

最も手軽で使いやすく、処分しやすいのは歯間ブラシです。先がシリコンでできており、アプリケーターと同じような感覚でルミガンをまつ毛に塗ることができます。歯間ブラシは、ドラッグストアなどでまとめて購入しやすく、数を揃えやすいというメリットもあります。

歯間ブラシと同じく先が細いマイクロ綿棒もアプリケーターの代替品として優秀です。通常の綿棒だと太すぎてルミガンを塗りづらいと感じることでしょう。もし、通常の綿棒を使用したいのであれば、先を少しちぎって細くすると使いやすくなります。綿棒は薬液がしみ込みやすいため、塗りすぎに注意してください。

百均で購入できるメイク用のリップブラシやまつ毛ブラシは、処分しやすくまとまった購入もしやすいです。フレンチネイル用のブラシも使用できます。

ルミガンは、まつ毛の根本の際からはみでないように塗布することが大切です。アプリケーターの代替品を探す際には、薬液を適量塗ることができるものを選びましょう。